みなさんこんにちは!なんなるです!
今回は、現在オーストラリアでワーキングホリデーをしている私の経験をもとに、出国前準備の流れについて解説をしていきたいと思います。ワーホリ初挑戦の方にとって事前に流れを理解することは非常に重要です。日本から22年間、一度も出たことがなかった私ですが是非最後までご覧ください。
「到着後の流れ」については後日の記事で解説していこうと思います。
出国前の流れについて
まず出国前の流れの順番は一般的に以下のような順番で進めていけば問題ありません。
- ワーキングホリデーの目的を決める
- パスポートを発行する
- 残高証明書を発行する
- ワーキングホリデービザを取得する
- 行き先を決める
- 飛行機を予約する
- 宿泊先の予約
- 荷物を揃え、パッキングしていく
- 搭乗
1. ワーキングホリデーの目的を決める
まずはじめに目的を必ず決めましょう。
意外と軽視てしまいがちですが、この部分を曖昧にしてしまうと後々痛い目を見てしまうことになります。(実際に私自身、到着後少し苦労しました笑)
特に次の2つを出国前に、ある程度は形にしておくと良いと思います。(ここを曖昧にしていた私は現地に到着後にバタバタします。→この話は後日の記事で。。)
- どのような仕事をしたいのか
- どのような力を身に着けたいのか
この2つを明確にしておくことで、「自分はどこの都市を選ぶべきなのか」「現地でどのような行動をするべきなのか」がはっきりし、現地での時間の浪費を避けることができます。
2. パスポートを発行する
パスポートの発行は早めにやっておきましょう。その理由としては以下の2つです。
- 申請から発行まで通常1週間程度(土日祝を除く)かかってしまう
- ワーキングホリデービザの申請時にパスポートナンバーを記載する項目がある
出国予定日の1か月前くらいには済ませておくと安心です。パスポートをすでに持っている方は有効期限も確認しておいてくね。有効期限は最低でも6か月が残っている状態が必要になってきます。
3.残高証明書の発行
これは名前の通り、銀行の残高がどのくらいあるかを証明するためのもので、パスポートと同様にこの書類がないとビザを申請することができません。この書類は銀行窓口に行って発行してもらいましょう。約50万円が必要な残高の目安になります。※為替の影響で今後変動あり
発行時に必要な持ち物は以下の3つです。
- 通帳またはキャッシュカード
- 口座開設当時に使用した印鑑
- 手数料1000円以下程度
※金融機関によって異なりますが、高くて880円でした。
注意点としては口座開設をした支店でなくても発行はできますが、その場合、郵送での受け取りとなるため1週間~10日ほどかかります。口座開設をした支店であればその場で受け取れることが多いです。(私は三菱UFJ銀行で30分ほど待てば発行してもらえました。)
4. ワーキングホリデービザを取得する
パスポートと残高証明書を取得した後はワーキングホリデービザの申請です。この手続きはオンライン上で支払いまですべて完結し、その日に取得ができるものになっています。ただし、すべて英語表記になっているのでそのあたりは注意してください。
申請時に必要なものは以下の4つです。
- パソコン
接続環境の良いところで申請しましょう。一度途切れると最初からやり直しになりました。 - パスポート
- 残高証明書
- クレジットカード
ビザ取得に必要な費用: AU$650(2024年7月時点)+クレジットカードの手数料1.40%~1.99%なので約7万円ちょっと必要になります。※為替の影響で今後変動あり
まず初めにImmiAccountの登録をしなければなりません。オーストラリア移民局公式サイImmiAccountから登録できます。
※他の方のブログで手順解説がありましたが、少し古いものなので実際のところとは違う項目も何点かありました。最新版のガイドは、できるだけ早くブログにまとめようと思っているので、またそのときご覧ください。
5.行き先を決める
主な主要都市を少し紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
・シドニー
シドニーはワーキングホリデーにも人気のある街であり、自然と都市のバランスが良い環境で、多様な経験や出会いを求める人にとって理想的な場所です。
シドニーはオーストラリアの中心都市であり、多くの企業が集積しています。これにより、求人数も非常に豊富であり、幅広い職種のチャンスがあります。特に日本語を活かせる仕事や日本企業の進出も多く、日本とのつながりが深い都市です。日本食レストランやアジアンスーパーなども充実しており、そこでワーキングホリデーで働いている方も多く見かけます。
一方で、シドニーは都会と自然の調和が取れた魅力を持っています。市内には公園や植物園があり、自然を楽しむこともできます。また、マンリービーチやボンダイビーチなどのビーチでリラックスすることもでき、忙しい都会生活の中でリフレッシュする場所として最適です。
・メルボルン
メルボルンはオーストラリアで人気のワーキングホリデーの渡航先の一つです。町自体もシドニーと肩を並べるほど大きく成長しています。英国エコノミストによる世界で最も住みやすい都市ランキングでは、過去7年間で1位に輝いたこともあります。フリンダース・ストリート駅などの英国調の建物が立ち並ぶ街並みは、ヨーロッパにいるような印象を受けます。
メルボルンには世界的にも知名度の高い大学があり、高い教育レベルが特徴だと聞きました。また、2,000軒以上のカフェがあり「カフェの街」としても有名で、バリスタやカフェスタッフの求人が豊富です。私の知人もバリスタとして働いています。
歴史的な建造物や文化的な魅力が溢れ、治安も良好なメルボルンは、オーストラリア南東部に位置する都市で、多様な国からの移民が集まる国際的な雰囲気も特徴です。
・ブリスベン
ブリスベンはオーストラリアで3番目に大きな街で、シドニーやメルボルンと比べると落ち着いた雰囲気です。年間300日近く晴天に恵まれ、冬でも気温が10度を下回ることがないため、住みやすさがあります。ブリスベン川沿いには公園や植物園、コアラの保護施設など自然が豊かで心が癒される街です。物価もシドニーやメルボルンと比べて比較的安く、現地での生活費を抑えたい人におすすめです。
また、電車でわずか1時間の距離に世界的なビーチリゾートであるゴールドコーストがあり、便利な立地です。日本からの直行便もあり、留学初心者にも安心して渡航できる街です。
ブリスベンの中心部にはクイーンストリートというメイン通りがあり、ショッピング施設が充実しています。全ての買い物施設が徒歩圏内に揃っており、住みやすさと利便性が両立しています。また、観光スポットも多く、市内を歩いて楽しむことができます。
・パース
パースはオーストラリアの西海岸に位置し、第4の都市です。スワン川が流れ、のんびりとした雰囲気の住み心地の良い街で、美しいビーチも近くにあります。サーフィンやシュノーケリング、ダイビングなどのアクティビティが楽しめます。また、郊外のロットネスト島やヤンチェップ国立公園では、オーストラリア特有の動物を見ることができます。パースは英語を学びたい留学生にもおすすめですが、現地での仕事探しは他の大都市に比べて難しいかもしれません。
・ゴールドコースト
ゴールドコーストは、世界的に有名なビーチリゾートで、サーファーズパラダイスとして知られています。42kmにわたる美しいビーチには高層ビル、ホテル、ショッピングモールが立ち並び、多くの観光客で賑わっています。市内から車で1時間ほどの距離には、ラミントン国立公園やスプリングブルック国立公園などの亜熱帯雨林や洞窟が広がり、豊かな自然を満喫できます。
また、シー・ワールドやドリームワールド、ホワイトウォーターワールドなどのテーマパークがあり、滞在中には飽きることはないみたいです。
一方で、シドニーやメルボルンと比べるとゴールドコーストでは職種や求人数が少なめで、希望の職種に就けない可能性があることに留意する必要があります。ただ、近くには優良なファームが数多く揃っているGattonがあり、内陸の方にはファームの求人を出している場所もあるので、ファームで働きたい人や2ndビザを取得したい人にはおすすめです。私も8月からシドニーからこのエリアに移動します。
・ダーウィン
ダーウィンはオーストラリア最北の街に位置しています。私は昔「ダーウィンが来た!」という番組のファンだったこともあり、この都市の名前には個人的になじみがありました(笑)。
有名なアトラクションの一つが「ジャンピング・クロコダイル」で、市内から車で約1時間のアデレード川では野生のクロコダイルが餌を狙ってジャンプするシーンを見ることができます。他にもオーストラリア最大の国立公園であるカカドゥ国立公や、壮大な岩山や滝、多様な動植物がありります。
また、ダーウィンでは人手不足が慢性化しており、現地の仕事が見つけやすい状況です。高い給与を得られることから、ワーキングホリデーで収入を得たい人にとっても魅力的な街です。
6. 飛行機を予約する
行き先が決まったら飛行機の予約です。
私の最初の行き先はシドニーで航空会社はシンガポール航空のScootを利用しました。(乗ってみた感想の記事はこちら)とにかく安く渡航したいという方にはおすすめです。フライトでのサービスは特に問題を感じませんでしたが、最安値を選択した場合シンガポールや台湾で乗り換えがあり、私の場合なんと11時間40分待ち!でした。
なかなか体力は消耗しますが、シンガポールの場合は5時間以上の待ちがある人はフリーシンガポールツアーという無料でシンガポールを観光できる2時間30分ほどのイベントに参加することができ、時間を持て余すことはなかったです。(ここでもいろいろな出来事があったのでまた後日記事にしたいと思います。)
料金としては時期によりますが、最安値で\35,000くらいからでした。
しかし荷物の制限はかなり厳しく、オプションをつけても手荷物10キロ・2個までと受託荷物20キロまでの制限があったので、私は荷物を抑えて乗ることができましたが、私の友人はJALの直行便を利用したみたいです。
7. 宿泊先の予約
場所ば決まれば宿泊先の予約ですね。
バックパッカーズホステルやホテルを予約することをおすすめします。出国前のほとんどの方は仕事が決まっていない状態だと思います。シェアハウスや賃貸住宅の契約は仕事が決まってからの方がいいと思います。とにかくいつでも動ける状態のところがよいです。
そして、ここで絶対にやってはいけないのは、日本国内で賃貸契約をしてしまうことです。Facebookや海外のネットサイトで物件が出ていますが、直接内見をしてから契約しましょう。内見を断られたり、先にカードで支払うように要求されるようなところは確実に詐欺です。必ず現地で自分の目で確認しましょう。
バックパッカーズホステルはホテルに比べて値段も安く、仕事の掲載があるところも多く、同じワーキングホリデーで来ている人と仲良くなれる環境は揃っているので、費用を抑えたい方にはおすすめです。私はシドニーのバックパッカーズに2週間予約しましたが、実際に住んでみて1週間で良かったなっていうのが正直な感想です。ほとんどのバックパッカーズは延長もできるみたいなので、5日~1週間程度でも十分かなと思います。
8. 荷物を揃え、パッキングしていく
必要な荷物を揃えましょう。日本とオーストラリアは季節が真逆なので、夏や冬に行く人は特に注意してください。私は7月に出国したのでオーストラリアは冬でした。それでも日本の冬よりは寒くないので分厚いダウンのようなものは必要ありません。
また後日必要なものリストをブログにしますが、私が持って行って良かったなと思うものは日本の薬です。オーストラリアの病院は以上に高いため、風邪気味だなと感じたときに飲めるようなものがあればいいと思います。
9. 搭乗
いよいよ出国日となれば飛行機への搭乗です。ここでのポイントは何時に空港に到着するべきかです。
国内線よりも時間がかかるので少なくても2時間前には空港に到着するようにしましょう。
私が利用したSCOOTはフライト時間の1時間前にチェックインが終了します。2時間前に荷物の受け渡しなどをしましたが、長蛇の列や他の搭乗客のトラブルなどでなんやかんやギリギリになってしまいました。また私の場合は8:15AMに成田空港発だったので7:15AMまでにチェックインや保安検査場を通過する必要がありました。ただ、成田空港駅の始発ではギリギリもしくは間に合わない可能性があったので、前日の終電で成田空港のターミナルに着き、ロビーで一夜を明かしました(笑)。意外とたくさんいました(笑)。
いかがでしたでしょうか?一つ一つの項目は、またできるだけ詳しくブログにまとめたいと思っているのでご覧ください。
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